今作は日本でも大変有名なメダルオブオナーシリーズの次世代機初ソフトになります。
このシリーズはこれまでにWWⅡ(Warld war 2)を舞台に
ノルマンディ上陸作戦を中心に描いた「史上最大の作戦」や、
太平洋戦争を描いた「ライジングサン」
ヨーロッパの激戦地を描いた「ヨーロッパ強襲」など
数多くのFPSを送り出してきました。
第2次世界大戦を舞台としたFPSシリーズには他にも
コールオブデューティーシリーズなどがありますが
これら2つのシリーズの違いは、
一貫して戦争のリアリティを追い求めていくCoDに対し
MoHは比較的やさしい難易度設定で、ヒーロー性の強いバランスになっています。
これはちょっとした余談ですが
MoHアライドアサルト(PC版のみ販売)の開発を行った2015, inc,社のスタッフ達の数名が
このゲームの歴史と矛盾するバランスに不満を持ち
今のCoD開発元でもあるinfinity Ward社を設立しました。
そのため、CoDシリーズではとことん一兵士としての戦場を再現しています。
今作でMoHが描くのはアメリカの第82空挺師団の活躍になります。
プレイヤーはハスキー作戦、ネプチューン作戦などの有名な作戦を含む
6つの壮絶な戦いに参加していきます。
今作はこれまでのMoHシリーズと比較すると、大きく異なる点が多く存在します。
まず、これまでのシリーズでは、大概ステージは一本道のラインに沿っていましたが
今作は完全な箱庭型のMAPにパラシュートで降下するところから始まります。
MAPにはいくつもの攻略ポイントがありますが、プレイヤーはそれを強要された順番で進める必要はなく
自身の思う方向からゲームを進めることが可能になっています。
豊富な種類の武器には成長システムのようなものがあり
一つの武器を使い込むことにより経験値がたまり、
一定の経験値で、リロード速度向上、弾数向上、命中率向上、
などのグレードアップが三段階で増えていきます。
また、回復システムの方も少々変更されており
回復バーは4つのブロックに分かれ、ダメージを受けるとブロックを消費し、
1ブロックがなくならない程度のダメージであれば自然回復します。
消費してしまったブロックは落ちている回復キットで回復します。
登場する敵兵も、ただ単にドイツ兵というだけでなく
通常の敵兵に加え、MG42を背負ったマシンガン兵や、バズーカ兵などが登場します。
こういった敵は後半から出てきますが
少々、コミカルな内容になってしまっているかもしれません。
オンライン対戦も最大12人まで可能になっており
ゲームのルールによっては、
シングルプレイ同様にパラシュート降下から始めることも可能です。
ちょっとゲーム紹介が長くなりましたが
今作は、これまでMoHシリーズを体験してきた方にとっては
買ってみても損ではないものと思えますし
今作は独創性に富んだ内容になっていますので、
MoHシリーズ初めての方でも楽しめると思えます。
多くの実績は比較的簡単に解除できますが
オンライン実績に関しては、ラグの問題や、
過疎化が進んでしまっている現状からすると、少し難しいかもしれません。
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