謎の宇宙人ファーザーとその息子とされるオンナスキーが
「ナオン」(いわゆる女性)にモテるために四苦八苦するギャグ漫画。
作品全編のセリフ回しやキャラクターの動きのそこかしこに
様々なパロディやギャグが盛り込まれている。
『ガンダム』等のアニメネタや歴史(三国志など)ネタに時事ネタ、
漫画ネタを好んでギャグに使用する事や、
過激な駄洒落、登場するキャラクターの独特かつ絶妙なセリフ回し、
マンガのセオリー・基本的文法を逸脱した支離滅裂な文章・ポエムなどが好まれ、
ファンからの支持は今も根強い。
少年サンデーコミックスの折り返しでは高橋留美子、曽田正人が応援メッセージで絶賛した他、
椎名高志やゆうきまさみも当時連載していた漫画の中で取り上げた。
ファンであるとコミックス等で公言しているモリタイシや、
自らの漫画にファーザーを登場させた畑健二郎など、フォロワーも多い。
(Wikipediaより抜粋)
---
ファーザーのおかしな言動と身勝手かつ無謀な策の数々は、
毎回用意されるバッドエンディングの運命からは決して抗うことはない。
希望の光でさえも全て死へと繋がる巧妙なフラグの一本で、
毎回読者は絶望的なファーザーの立ち位置を嘆き悲しむことになる。
身に危険が迫ると唯一の防衛システムである頭部の赤色灯が点滅するが、
自分では見えないので意味が無い。
ここまで救いようがないと笑うしかないものである。
ナオンと彼らだけの
蜜あふるる約束の地、
モテモテ王国。
これはそういう
あれである。