久し振りですー。
神保町は古本屋ばっかでした。
漫画専門店の高岡書店はなんかショボくてビックリしやした・・・。
集英社のビルは本当にBAKUMANみたいな感じで、
一階に持ち込みした人達用の対応席みたいなのがあって、
すげぇなーって思いましたー。
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「神のみぞ知るセカイ」っていう少年サンデーの漫画、
ほんの数日前に興味本位で買ったのですが、これが面白い!
結構書店とかで平積み状態になっているので、
元々人気のある漫画だとは思うんですけど、
なんかオタクっぽくて話も下らなさそうって思って手を出さずにいました。
実際、登場人物や話の内容もオタク層を狙ったような漫画なんですが、
コアな人でしかわからないようなマニアックな内容、というわけではなく、
そういった要素を持ちつつも一般的な読者も楽しめるのでオススメです。
ストーリーは、高校2年生のギャルゲー好きの男の子が、
突如空から降ってきた女の子(自称悪魔)の命によって、
現実の女性に憑いた悪霊(駆け魂)を捕獲するために、
自身のギャルゲー経験を用いてその女性達を口説き落としていく、というもの。
舞台が高校なので、学園物恋愛コメディーといった感じ。
主人公はとても学業が優秀で、人付き合いも上手なタイプ。
ただ現実の女性に関しては、ゲームの中の完璧で理想的な女性に比べ、
理不尽で低次元の存在として毛嫌いしている。
というより、女性に関わらず、
現実世界そのものの不条理で理不尽な事柄に関して非常に内向的。
物語は短編形式で、毎回様々なタイプの女性を取り上げて話をすすめていく。
現実の女性は理不尽で低次元と称すにも関わらず、
漫画に登場する女性はギャルゲと遜色ないような純粋な女性ばかり。
そして主人公はその女性のクリア条件を自身のギャルゲ経験を元に導き出し、
最終的には悪霊を捕獲することに成功する。
主人公が様々なタイプの女性に対し、
ズバズバと最良の一手を刻んでゆくテンポの良さがこの漫画の売り。
一応どれも理には適ってはいるが、まだ夢見がちな部分が強く、
現実の女性は理不尽である、
という主人公の意見が押されるような場面が出てこないのが、
主人公の言い分と矛盾している部分であるともいえる。
普通に楽しく読める漫画で最近のものではとてもオススメできます。
是非皆さんも読んでみてくださいー。
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